くし(奇)

辞書 品詞 解説 例文 漢字
日本国語大辞典 形容詞 ① 奇異である。霊妙である。不思議である。→奇御魂(くしみたま)。 続日本紀‐天平神護元年(765)三月五日・宣命「天地の明けき奇伎(くしキ)徴(しるし)の授け賜ふ人は」
己が罪(1899‐1900)〈菊池幽芳〉前「見よ環(たまき)の眼光(まなざし)は一種常と異(かは)れる奇(ク)しき色をもて輝やけるなり」
② たぐいまれである。珍しい。→奇(く)しき奇(く)しくも
広辞苑 形容詞 不思議である。霊妙である。 奇し
大言海 形容詞 ()しト通ズ〕
()クスシクスハシ。靈妙ナリ。 奇異 (フシギ)ナリ。
神代紀、上 三十五 奇稻田姬 (クシイナダヒメ)」(美稱ナリ)
續紀、廿六、天平神護元年三月、詔「天地ノ、(アキラ)ケキ 奇伎徵 (クシキシルシ)

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附箋:シク活用 形容詞

最終更新:2024年06月09日 20:35