くと

辞書 品詞 解説 例文 漢字
日本国語大辞典 副詞 突然に、また、すばやく動作するさまを表わす語。つと。つっと。さっと。 平家物語(13C前)四「目貫(めぬき)のもとよりちゃうど折れ、くと抜けて、川へざぶと入りにけり」
広辞苑 副詞 すばやく動作をするさま。つと。つっと。 源平盛衰記35「五六度まで戰ひて―拔けて出でたれば」
大言海 副詞 〔すくすくと、すくと(すッくと、すぐと)ノ上略(()(スヱ)、ゆゑ。 眞沙子 (マスナゴ)、まなご)急呼シテ、くッと、又、濁音ニ、ぐッとトモ云フ、音ヲ轉ジテ、ぐいと、ぐいぐい、ぐんぐん〕
タダチニ。スグト。ツイト。
盛𮕩記、三十五、粟津合戰事「駈ケ破リテハ出デ、喚キテハ入リ、五六度マデ戰ヒテ、くと拔ケテ出デタレバ、二百餘騎ハ討タレニケリ」
「駈ケ破ッテ、くと拔ケテ見レバ」
突如

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附箋:副詞

最終更新:2024年06月12日 22:57