くぶ

辞書 品詞 解説 例文 漢字
日本国語大辞典 他動詞 燃やしたり焼いたりするために火の中に入れる。たく 竹取物語(9C末‐10C初)「火の中にうちくべて焼かせ給ふに、めらめらと焼けぬ」
枕草子(10C終)一〇八「かまどに豆やくべたる」
広辞苑 他動詞 火に入れて燃やす。 方丈記「柴折り―・ぶるよすがとす」。
「薪を―・べる」
焼ぶ
大言海 他動詞 (クユ)るト通ズルカ〕
火ニ入レテ、燒ク。モスモヤスタク
竹取物語「皮衣、云云、火ノ中ニ打チくべテ燒カセタマフ」
宇津保物語、藏開、中 廿六 「火(オコ)シテ、 焚物 (タキモノ)ドモくべテ」
建保五年十一月四日歌合「柴折リくぶる、夕煙」
動詞活用表
未然形 くべ ず、らゆ、らる、む、じ、さす、しむ、まほし
連用形 くべ たり、き、つ、ぬ、つつ、たし、ても
終止形 くぶ べし、らし、らむ、ましじ、まじ
連体形 くぶる も、かも、こと、とき
已然形 くぶれ ども
命令形 くべよ

検索用附箋:他動詞下二段

附箋:下二段 他動詞

最終更新:2024年06月16日 20:07