辞書 | 品詞 | 解説 | 例文 | 漢字 |
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日本国語大辞典 | 名詞 | 動物「かめのて(亀手)」の異名。 | ※出雲風土記(733)嶋根「石華〈字、或は蠣・犬脚に作る。或は蟥。犬脚は勢(セ)なり〉」 | 石花・石華・石蜐 |
[語誌]「石華」の和訓には、「出雲国風土記」「二十巻本和名抄」の「勢」のような一字表記と、「本草和名」の「世衣」、「観智院本名義抄」「色葉字類抄」の「セイ」のような二字表記とがある。一字表記であっても「和名抄(東大本)」には上昇調アクセントを示す去声点があり、これは「観智院本名義抄」の「平上」という声点と対応しており、長音化して発音されていたことを示すものと考えられる。 | ||||
広辞苑 | 名詞 | カメノテの古称。せい。 | 〈倭名類聚鈔19〉 | 石蜐・尨蹄子・石花 |
大言海 | 名詞 |
〔 セエ。セイ。今、かめのてト云フ。其條ヲ見ヨ。 |
倭名抄、十九
六
龜貝類「尨蹄子、勢、貌似
二
犬蹄
一
、而附
レ
石生者也、石華、二三月皆紫舒
レ
花、附
レ
石而生、故以名
レ
之」 本草和名、下 廿七 「尨蹄子、世衣」 名義抄「尨蹄子、セイ」 撮壤集「石花、セイ、カキノコト」 字類抄「尨蹄子、セイ」(以上、韻ヲ引ケルコト、 萬葉集、三 廿八 長歌「言ヒカネテ、名ヲモ知ラセズ、 |
石蜐・石華 |
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