けと

日本国語大辞典 名詞 難癖。けち 評判記・色道大鏡(1678)一「けど。けどを付(つく)る、けどを入(いる)るなどいふ。隅人より出でたる詞なり。災をかまへて、人かくる㒵(かたち)也」
広辞苑 名詞 けち。難癖。悪い因縁。 色道大鏡「―、けどを付る、けどを入るなどいふ」
辞書 品詞 解説 例文 漢字
大言海 名詞 怪事 (ケチ)ノ轉((チチ)、とと)けいとうハ、延ベタルナルベシ〕
怪事 (ケチ)。邪魔。ケイトウ。
色道大鑑(延寳、箕山)一「けとを附ける、けとを入るナド云フ、云云、災ヲカマヘテ、人ニカクル貌也」
屠籠工隨筆(安永)「物ニ、邪魔ノ入ルヲ、けとの入るト云フ、隱賣女ノ家ニ、不意ニ押入テ捕フルヲ、けいとうの入るト云フ」

又、「けど(名詞)」も参照。

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最終更新:2024年06月30日 20:51