こす(越(他動詞))

辞書 品詞 解説 例文 漢字
日本国語大辞典 他動詞 人や物などをよこす。つかわす 類従本兼澄集(1012頃)「筑紫より来たる人にすだれがは請ふを、いまいまとてこさねば」
広辞苑 他動詞 (「おこす」の略)よこす。→こす(助動) 兼澄集「筑紫より来たる人に、すだれがはを乞ふを、今々とて―・さねば」 遣す
大言海 他動詞 〔おこすノ上略、(オモ)ふ、もふ。おとなふ、となふ〕
送來 (オコ)ニ同ジ。送リ來ス。ヨコス送來
兼澄集「筑紫ヨリ來タル人ニ、スダレガハヲ乞フヲ、今今トテ、こさネバ」
「其旨、御申シ越し下サルベク候」先方ヨリ書狀、差シ越し候」(御越しト云ヘバ、(キタ)れノ敬語トナル、オイデナサレ)
動詞活用表
未然形 こさ ず、ゆ、る、む、じ、す、しむ、まほし
連用形 こし たり、き、つ、ぬ、つつ、たし、ても
終止形 こす べし、らし、らむ、ましじ、まじ
連体形 こす も、かも、こと、とき
已然形 こせ ども
命令形 こせ

検索用附箋:他動詞四段

附箋:他動詞 四段

最終更新:2024年07月21日 13:38