た(名詞)

辞書 品詞 解説 例文 漢字
日本国語大辞典 名詞 ため(為)」の古い語形か。「の」「が」を伴う句を受けて、それにかかわることを示す。…のため。多くは助詞「に」を伴って「たに」の形で用いる。 ※続日本紀‐天平勝宝元年(749)四月一日・宣命「種種(くさぐさ)の法(のり)の中には、仏の大御言(おほみこと)し国家(みかど)護るが多(タ)には勝在(すぐれたり)と聞し召して」
※万葉(8C後)五・八〇八「龍の馬を吾は求めむあをによし奈良の都に来む人の多(タ)に」
広辞苑 ため(為)」に同じ。 仏足石歌「人の身は得がたくあれば(のり)の―の 因縁 (よすか)となれり」
大言海 名詞 ため(爲)ニ同ジ。 萬葉集、五 十一 「タツノマヲ、アレハ求メム、靑ニヨシ、奈良ノ都ニ、コム人ノ()ニ」
佛足石歌「人ノ身ハ、得難クアレバ、ノリノ()ノ、ヨスガトナレリ、ツトメモロモロ、ススメモロモロ」
續紀、十七、天平勝賣元年四月、宣命「種 種法中 (ノ ノ)爾波、 佛大 ()御言之 國家 (ミカド) 我護 () 多爾波 (タニハ) 勝在 () 聞召 ( シシテ)

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最終更新:2023年06月22日 15:41