さあ

大言海
辞書 品詞 解説 例文 漢字
日本国語大辞典 感動詞 ① 人を誘ったり促したりするときに発する語。 ロドリゲス日本大文典(1604‐08)「Sà(サア) ヨマウ」
虎寛本狂言・子盗人(室町末‐近世初)「置ずは其子共に斬て仕廻はう〈略〉さあ、きらせられい」
② 決意や事実を改めて述べるときに用いる語。 「さあ頑張るぞ」「さあ今日から新学期だ」
狂言記・伊文字(1660)「さあ、かかった」
③ 判断に迷ったり、返答に困ったりしたとき、ためらいの気持で発する語。 歌舞伎・幼稚子敵討(1753)口明「『さしあたって刀のせんぎは』『さあ、其儀は』」
④ 相手の話を受け、こちらに話を引きとるときに用いる語。 洒落本・月花余情(1746)燕喜篇「『夕べきたらよかったもの』『サア夕べおいなはるとよいわいな』」
広辞苑 感動詞 ①人を誘い、またはせきたてる時に発する語。 「―帰ろう」「―起きろ」
②驚き、喜び、当惑した時、または意気込んで物事をはじめようよする時などに発する語。 「―出来たぞ」「―よわった」

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最終更新:2024年08月18日 13:43