ち(路・道)

辞書 品詞 解説 例文 漢字
日本国語大辞典 語素 みち、道路の意。地名の下に付く時には、そこへ行く道、その地域を通っている道、その付近などを意味する。この場合、多く連濁で「ぢ」となる。→路(じ) ※古事記(712)下・歌謡「大坂に 遇ふや嬢子(をとめ)を 道問へば 直(ただ)には告らず 当芸麻(たぎま)知(チ)を告(の)る」 路・道
[補注]「みち」は、この「ち」に接頭語「み」の付いてできた語。
広辞苑 名詞 みち 万葉集15「あをによし奈良の大―は行きよけど」 路・道
②(地名の下に付き、多く濁音化して)…へ行く道。→じ(路) 古事記中「しなだゆふ 楽浪路 (ささなみじ)を」
接尾辞 (代名詞に付いて)方角・場所を表す。 万葉集5「いづ―向きてか吾が別るらむ」
大言海 名詞 〔津ニ通ズ〕
みちニ同ジ。熟語ニノミ用ヰル。
連聲ニハ濁ル。 ()(路)ノ條ヲ見ヨ。
祝詞「 道饗 (チアヘ)祭」
神代紀、下「稜威之 道別 (チワキ)
古事記、中(開化) 廿四 道守臣 (チモリノオミ)
路・道

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附箋:名称 名詞 接尾辞 語素

最終更新:2024年05月10日 20:23