さと（里・郷）

日本国語大辞典
広辞苑
辞書	品詞	解説	例文	漢字
大言海	名詞	〔前條ノ語原ニ同ジ〕 古ヘ、地方行政區畫ノ稱、 郡 (コホリ)ノ內ヲ分チテ、人家、五十戶アル一區ヲ云フ。（古ヘノ一戶內ノ人口ハ、四五十人、乃至、七八十人）初、里ノ字ナリシガ、鄕ノ字ニ改メラレ、後ニハ、音讀シテ、 が (ゴ)う（鄕）ト云フ、其條ノ（一）ヲ見ヨ。其 長 (ヲサ)ヲ、 鄕長 (サトヲサ)ト云ヒ、 鄕長 (ガウチヤウ)トモ云フ。	出雲風土記、 意宇 (オウ)郡「鄕、壹拾壹、云云、右件 鄕 (ノ　ノ)字者、依 二 靈龜元 年式 (ノ) 一 、改 レ 里爲 レ 鄕」 萬葉集、五 三十 長歌、貧窮問答歌「 笞 (シモト)取ル、 五十戶 (サト) 良 (ヲサ)（長ノ誤）ガ聲ハ、 寐屋床 (ネヤド)マデ、來立チ 叫 (ヨバ)ヒヌ」（田租、賦役ヲ 徵 (ハタ)ルナリ） 同、十 五十一 「橘ヲ、（序） 守 (モリ) 部 (ベ)（地名）ノ 五十戶 (サト)ノ、 門 (カド) 田早稻 (タワセ)、刈ル時過ギヌ、 來 (コ)ジトスラシモ」	里・鄕

日国と広辞苑は同じ見出し語の扱い。「さと（里イ）」を参照。

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