ざま

辞書 品詞 解説 例文 漢字
日本国語大辞典 名詞 ( 「さま(様)」の変化した語 ) 様子、格好をののしっていう語。ていたらく。醜態。ざまあ。 天草本平家(1592)一「コノ イチモンヲ カタムキョウト スル ヤツガ ナッタ zama(ザマ)ワ」
浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)座摩社「夫れを知らずに今の侍めが、迯げて逝におったざま」
様・態
接尾辞 さま(様)
広辞苑 名詞 様子・ありさまをあざけっていう語。ていたらく。 狂言、 右近左近 (おこさこ)「扨も扨も、気の毒な―かな」。
「何という―だ」
接尾辞 (動詞の連用形に付いて)
①その時。そうすると同時に。
狂言、鱸庖丁「今日これへ参り―に、そろりそろりと引き上げて御座れば」。
「すれちがい―に財布を抜き取る」
②そのしかた。そのありさま。 「書き―」「死に―」
大言海 名詞 〔濁音ニ云フハ、盛𮕩記、三、資盛乘會狼藉事「平家ノ 事樣 (コトザマ)、御目ザマシク思召サル」ナドノ上略ヨリ移レルカ、又ハ、唯、罵ルニ因リテ濁ラセ云フナルカ〕
人ノ 容體 (ナリフリ) 行爲 (シワザ)ナドヲ、罵リ云フ卑語。醜態
俚言集覽、右近左近「扨モ扨モ、氣ノ毒ナざまカナ」
「ソノざまハ何事ダ」

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最終更新:2024年09月29日 15:15