つ(唾)

辞書 品詞 解説 例文 漢字
日本国語大辞典 名詞 つばきつば。唾液(だえき)。 ※観智院本名義抄(1241)「吒 ツ」
※日蓮遺文‐法華題目鈔(1266)「梅子のすき声(な)をきけば口につたまりうるほふ」
※談義本・風流志道軒伝(1763)跋「飲めば津(ツ)にむせるばかりおかしけれども」
[補注]「虎寛本狂言・蛸」に「息つまって、うつぶせにおしふせられて、づをはいてぞ伏たりける」と濁音形が見られ、虎明本では「ず」とある。
広辞苑 名詞 つばつばき 〈色葉字類抄〉
大言海 名詞 つばき(唾)ニ同ジ。 字類抄「吒、ツ、口中液也」咤、同」
本朝武鑑(享保)七「又六ガ門ノ酒バヤシニハ、往來ノ人ノ()ヲヒクラム」
固唾 (カタツ) 唾吐 (ツバ)キ」

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附箋:名詞 物品

最終更新:2024年05月10日 20:26