い(五)

辞書 品詞 解説 例文 漢字
日本国語大辞典 名詞 (「いつ(五)」の変化した語) 物の数を、声に出して順に唱えながら数えるときの五。多く「いそ(五十)」「いほ(五百)」などと熟して使われる。 ※書紀(720)景行一二年一〇月(寛文版訓)「是の五(イ)人(とり)は並びに其の人と為り強力(ちからつよ)くして」
広辞苑 いつつ()
大言海 数詞 〔「()()()()()()()()いつト云フモ、 五箇 (イツ)ナリ、 三箇 (ミツ) 四箇 (ヨツ)
イツイツツ()。但シ、「 五十 (イソ) 五百 (イホ)」ナドヲ、稀ニ接頭語トシテ用ヰラルルノミ。
古事記、下(雄略) 三十六 長歌「 鐵鋤 (カナスキ)モ、 伊保知 (イホチ) 欲得 (ガモ)
萬葉集十八 廿三 長歌「 鰒珠 (アハビタマ)、伊保知モガモ」( 五百箇 (イホチ)
景行紀十二年十月、土 蜘蛛 (グモ) 五人 (イトリ)
六帖、一、雪「岩ノ上ノ、松ノ梢ニ、降ル雪ハ、いそカヘリ降レ、後マデモ見ム」( 五十 (イソ)

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最終更新:2024年07月28日 13:59