て(人)

日本国語大辞典
広辞苑
辞書 品詞 解説 例文 漢字
大言海 名詞 (ヒト)ノ略、とノ轉。普通、手ノ字ヲ借リ用ヰル〕
(一)其(ワザ)ニツク人。當事者。
崇神紀、七年十一月「以物部八十手所作祭神之物
史記抄(文明)四 六十五 「昔ノ攻てト、今ノ攻てトモ大ニ異ナレドモ、守リてガ昔ト大ニ異ナホドニ、秦ハ亡タゾ」
()て」(ノリ)て」(ウタヒ)て」(マヒ)て」(ヨセ)て」(ウツ)て」(サキ)て」(キキ)て」見て」
(二)スベキ限リヲ盡クスコト。轉ジテ、其(ワザ)スル人。 竹取物語「皆手ヲワカチテ求メ奉レドモ」
宇津保物語、忠杜 廿七 「只今、アヤシガリ求メサセ侍ルト奏セサセ給ヒテ、手ヲワカチテ、大願立テテ求メサセ給ヘド無シ」

日国と広辞苑は同じ見出し語の扱い。「て(手イ)」を参照。

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最終更新:2023年07月07日 15:06