大言海 | ||||
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辞書 | 品詞 | 解説 | 例文 | 漢字 |
日本国語大辞典 | 副詞 | (助詞「と」と同源か) 動作、状態などを、ありのままに受けとった姿勢で指示する。ほとんど単独には用いられず、副詞「かく」とともに用いられることが圧倒的に多い。→とかく・とこう・とにかく・ともかく。 |
※古今(905‐914)雑体・一〇六〇「そゑにとてとすればかかりかくすればあないひしらずあふさきるさに〈よみ人しらず〉」 ※蜻蛉(974頃)中「例のことわり、これ、としてかくして、などあるもいとにくくて」 |
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[補注]「かく」や「さ」が話し手の積極的な指示姿勢を示すのに対して、これは非常に消極的な指示姿勢を示す。その消極性は、「いず(れ)」「ど(れ)」の不定未定指示とも異なり、一種の定指示でありながら、話し手の姿勢が定まらないところに成立する。 | ||||
広辞苑 | 副詞 |
①(「 |
雄略紀「―さまかうさまに」。 「―にもせよ、かくにもせよ」 |
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②ふと。 | 万葉集句合「―見渡した所が下戸はおれ一人」 |
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