そは(岨)

辞書 品詞 解説 例文 漢字
日本国語大辞典 名詞 ( 近世以後「そば」とも ) けわしい所。がけ、絶壁、急斜面、急坂など。きりぎし 山家集(12C後)中「古畑のそはのたつ木にゐる鳩の友呼ぶこゑのすごき夕暮」
広辞苑 名詞 山の切り立った斜面。がけきりぎし。そば。 平家物語9「一の谷、生田の森、山の―、海の(みぎわ)にて射られ斬られて」。
日葡辞書「ソワノカケヂ」
大言海 名詞 背端 (ソハ)ノ義、又、(ソヒ)ノ轉カト云フ〕
又、そひ。ソヘ。山ノ(カタヘ)ノ、嶮岨ナル所。山ニ沿ヒテ、(カタハラ)ヲ行ク所。片下リナル所。キリギシガケ
字鏡集「岬、ヤマノソハ」
竹取物語「ソノ山ノそはヅラヲ(メグ)レバ」
玉葉集、十四、雜、一、山路露「跡遠キ、そはノカケ道、タエダエニ、霞ヲ傳フ、春ノ山人」
謠曲、蓬萊山「巖ガそは」

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附箋:名詞 地理

最終更新:2024年12月28日 16:58