の(荷)

大言海
辞書 品詞 解説 例文 漢字
日本国語大辞典 名詞 に(荷)」の古い形か。
[補注]「書紀‐九・神功摂政前」に、地名「荷持」に対して「此をば能登利(ノトリ)と云ふ」という訓注があり、「万葉‐二三」の歌の「射等籠荷四間」が「万葉‐二四」の「伊良虞能嶋」と対比して「イラゴノシマ」とよまれるところから、「荷」を「の」といったことは確実であるが、語として用いられた確かな例は「荷前(のさき)」しかない。
広辞苑 名詞 ()の古形。複合語に用いる。 万葉集2「―(さき)(はこ)の」

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最終更新:2024年05月10日 21:17