つら(葛)

辞書 品詞 解説 例文 漢字
日本国語大辞典 名詞 つる(蔓)」の古語。つる草。 古事記(712)中・歌謡「なづきの 田の稲幹(いながら)に 稲幹に 這(は)ひ廻(もとほ)ろふ 薢(ところ)豆良(ヅラ)」
広辞苑 名詞 つる」の古語。 古事記中「這ひもとほろふ 野老 (ところ)づら」
大言海 名詞 (ツラ)ノ義〕
今、つる(蔓)ト云フ。カツラツヅラ
拾遺集、九、雜、下「サダメナク、ナルナル瓜ノ、つら((ツル))見テモ、立ヤヨリコム、コマノ()キ物」
伊勢集「タマカヅラ、我ガクル事ヲ、君知ラバ、つらナガラニモ、絕エジト思フ」
倭名抄、廿 廿四 葛類「千歲藟絲、阿末豆良、俗用甘葛」字鏡 五十八 「忍冬、須比豆良」
古事記、中(景行) 五十六 野老 (トコロ)豆良」
繼體紀、七年九月「我ガ手ヲバ、妹ニマカシメ、 眞析 (マサキ)逗囉、タタキアザハリ」

検索用附箋:名詞植物

附箋:名詞 植物

最終更新:2025年04月19日 16:15