づら

大言海
辞書 品詞 解説 例文 漢字
日本国語大辞典 語素 ① 名詞または動詞連用形に付いて、そのような顔つきをしている意を表わす。ののしっていう語。「馬鹿(ばか)づら」「悪人づら」「四十づら」など。 浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)野崎村「アノ病ひづらが這入らぬ様ふに」
② 人名に付いて、その人をののしっていう語。 浄瑠璃・嫗山姥(1712頃)二「あの右大将づらめにさまたげられ」
③ 地形を表わす名詞に付いて、それの側面、そばの意、また、表面の意を表わす。「川づら」「海づら」「山づら」など。
[補注]②については、「面」でなく「列(つら)」または「連(つれ)」の変化とする説もある。
広辞苑 接尾辞 ①名詞に付いて、そのような顔つきをののしっていう語。 「間抜け―」「紳士―」「三十―」
②地形を表す名詞に付いて、その表面、その近くの意を表す。→つら(面) 「川―」

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附箋:接尾辞 語素

最終更新:2025年04月26日 16:47