は(端イ)

辞書 品詞 解説 例文 漢字
日本国語大辞典 名詞 はしはた。へりの部分。ふち ※万葉(8C後)一五・三六二三「山の波(ハ)に月傾けば漁(いざ)りする海人のともしび沖になづさふ」
② はんぱであること。はした。端数。 ※申楽談儀(1430)能の色どり「児(ちご)なんどをばはにいだすべからず」
③ 三味線で、棹や胴の表面から弦までの距離をいう。
語素 ① 数の程度を表わす。 「年端」
② 場所を表わす。 「行端」「逃端」
広辞苑 名詞 はしはた 万葉集15「山の―に月かたぶけば」
はした。はんぱ。「―数」
大言海 名詞 ()ニ通ズ〕
(一){端。ハタハナヘリツマ
萬葉集、三 四十一 「見エズトモ、誰戀ヒザラメ、山ノ端ニ、イザヨフ月ヲ、ヨソニ見テシガ」
古今集、十七、雜、上「アカナクニ、マダキモ月ノ、隱ルルカ、山ノ端ニゲテ、イレズモアラナム」
(二)末。 「髮ノサガリは」

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附箋:名称 名詞 語素

最終更新:2023年07月30日 19:07