とと(助詞)

大言海
辞書 品詞 解説 例文 漢字
日本国語大辞典 助詞 〘 接助 〙 「つつ」に相当する上代東国方言。 万葉集(8C後)二〇・四四二一「我が行きの息づくしかば足柄の峰這ほ雲を見等登(トト)偲はね」
[補注]上代の中央語と東国語との間には母音の〔u〕と〔o〕に対応関係がある。「古事記‐中・歌謡」の「眉→マヨ」、「万葉‐四四二一」の「這ふ→ハホ」など。「とと」もこれらと同様のものと思われる。
広辞苑 助詞 (上代東国方言)「つつ」に同じ。 万葉集20「足柄の峰()ほ雲を見―偲はね」

検索用附箋:助詞訛語

附箋:助詞 訛語

最終更新:2025年06月22日 14:00