日本国語大辞典 | ||||
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辞書 | 品詞 | 解説 | 例文 | 漢字 |
広辞苑 | 名詞 |
(「共」と同源で、なかまを成すものの意) ①常に親しく交わるなかま。また、志を同じくする人。友人。ともだち。 |
万葉集4「ひとりや飲まむ―なしにして」。 「月を閑居の―とする」 |
友・朋・伴・侶 |
②なかまうち。同じ集団に属する者。ともがら。 |
万葉集20「大伴の氏と名に負へる |
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③同行の者。道づれ。 | 伊勢物語「―とする人一人二人して行きけり」 | |||
大言海 | 名詞 |
〔前條ノ語意ニ同ジ。又、同志ヲ友ト云ヒ、同窓ヲ朋ト云フ〕 相知リテ、常ニ相交ル人。トモガキ。トモダチ。朋友。友人。 |
名義抄「友、トモ、トモダチ」 論語、學而篇「有 レ 朋、自 二 遠方 一 來、不 二 亦樂 一 乎」 易經、坤卦「西南得 レ 朋」 同、兌卦、疏「同門曰 レ 朋」 說文「同志爲 レ 友」 源、明石、十三 十一 「言問ヒオコスル人モナシ、タダ行ヘナキ空ノ月日ノ光リバカリヲ、故鄕ノ友トナガメ侍ルニ」 玉葉集、十四、雜、一「山陰ニ、友ヲ尋ネシ、跡フリテ、タダ古ヘノ、雪ノ夜ノ月」 新拾遺集、九、羇旅「友誘フ、室ノ泊リノ、朝嵐ニ、聲ヲ帆ニアゲテ、出ヅル舟人」 |
朋・友 |
又、「とも(伴・侶・徒)」も参照。
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