辞書 | 品詞 | 解説 | 例文 | 漢字 |
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日本国語大辞典 | 連体詞 | ① 複数のものからの選択や程度について限定できないことを表わす。 | 平家物語(13C前)八「どの勢の中へかいると見つる」 | 何の |
② ( 「どの…も(にも)」の形で ) どれと限定することなくみんな、の意を表わす。 | 史記抄(1477)一二「どの伝にもある事ぞ」 | |||
③ ( 「どの顔で」「どのつらで」などの類の表現で ) 相手の行動をののしる時に用いる特殊な表現。 | 浄瑠璃・生玉心中(1715か)上「辻嘉平次を盗人のかたりのとはどの頬桁(ほうげた)でぬかいた」 | |||
広辞苑 | 連体詞 | 「どれ」と指せるような関係にある意を表す。はっきりとは限定せず、または限定できずに指示する物や事にかかわる意。 |
狂言、仏師「こなたは―流れでござるぞ」。 「成功までに注いだ努力は―くらいか、はかり知れない」「―品にしようか」 |
何の |
大言海 | 連体詞 |
〔どれ(何)、及、これ(是)ノ條ヲ見ヨ〕 不定ノ物事ヲ指シテ云フ語。イヅレノ。 |
義經記、七、判官北國落「羽黑ニハ、どの坊ニ、タレガシト云フ者ゾト問ハンズルハ」 狂言記、佛師「ハア、コリャ仕合デゴザル、シテコナタハ、どの流レデ御ザルゾ」 |
何 |
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