どろ

辞書 品詞 解説 例文 漢字
日本国語大辞典 名詞 ① 水が混じって軟かくなった土。ひじ 大鏡(12C前)二「南のつらのいとあしき泥をふみこみて候つれば」
道程(1914)〈高村光太郎〉父の顔「父の顔を粘土(ドロ)にてつくれば」
② 「どろぼう(泥棒)」の略。 黄表紙・心学早染艸(1790)下「むかしの旦那今のどろ、ほへねばわたしが役目がかける。わんわん」
③ 山城国伏見(京都市伏見区)の遊郭柳町、俗称泥町の遊女の称。 浮世草子・好色産毛(1695頃)二「髪のえん有柳町伏見の泥(ドロ)に身をよごせと、橘屋にたづねて」
④ 南海に住むという虫の名「泥(でい)」の訓読み。→でい(泥)の如し。
⑤ 植物「どろのき(泥木)」の異名。 藁草履(1902)〈島崎藤村〉序「白楊(ドロ)、蘆、などの叢が」
広辞苑 名詞 ①水がまじって軟らかくなった土。
②不身持な者。どら。
③泥棒。 「こそ―」「火事場―」
大言海 名詞 (トロ)ケタル意〕
(一)ヒヂ。ウヒヂ。コヒヂ。ヒヂリコウキ。土ノ水ニ雜リテ、融ケタルモノ。
孟子抄(文明)十一「濁水中、玉ヲ水ニナゲコウダト、又どろノ中ニ入ッタト同ジ」
大鏡、上、忠平「南ノツラノ、イトアシキどろヲバ、蹈ミコミテ候ヒツレバ、穢キ物モカクナリテ侍ルナリ」
盛𮕩記、三十三、平家太宰府落事「御伴ノ公卿殿上ハ、奴袴ノ稜ヲトリ、女房、北ノ方ハ、モスソ、唐衣ヲどろニヒキ」
類聚國史、三十二、天長六年十月丙辰「幸泥濘池、羅獵水鳥、御紫野院、山城國獻物」
(二)甚シク酒ニ醉ヘルコト。泥醉。ヱヒドレ。ヱヒツブレ。 杜甫詩「先拚一飮醉如泥」
太白詩集「三百六十日、日月醉如泥」註「須賈曰、泥若濁水泥

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最終更新:2025年08月24日 19:04