う（諾）

辞書	品詞	解説	例文	漢字
日本国語大辞典	感動詞	承諾の意を表わすことば。→お（諾）。	※信明集（970頃）「けふの内に否ともうともいひはてよ人頼めなる事なせられそ」	諾
広辞苑	名詞	うべなうこと。承諾すること。	信明集「否とも―とも言ひ果てよ」	諾
大言海	感動詞	〔 宜 (ウベ)ノ語根ナリ、むトモナリ、うんトモナル、をノ轉ナリ、萬葉集、十四 三 「 否乎 (イナヲ)カモ」同、十六 九 「否モ 諾 (ヲ)モ、欲リスルママニ、ユルスベキ」〕 （一）｛ 諾 (ウベナ)ヒ、承知スルニ發スル聲。	信明集「今日ノ中ニ、 否 (イナ)トモ、うトモ、言ヒハテヨ」 蜻蛉日記、下、中 八 「人、吿ゲニ來ルモ、何事トモオボエネバ、うトテ 止 (ヤ)ミヌ」 拾玉集、一「サゾト云ヘバ、マコトニサゾト、アドウチテ、ナヤうヤト云フ、人ダニモナシ」	諾
		（二） 應 (イラ)フル聲。	鳴門中將物語「御 應 (イラヘ)ニ、男ハうト申シ、女ハおト申ス」

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