なむ(並(他動詞))

日本国語大辞典
広辞苑
辞書 品詞 解説 例文 漢字
大言海 他動詞 ナラブル。ツラヌ () 宇津保物語、菊宴 廿一 「植ヱ()むる、人ゾ知ルベキ、花ノ色ハ、幾夜ミルニカ、匂ヒアクトハ」
萬葉集、六 十九 長歌「友 名目 (ナメ)テ、遊バムモノヲ、馬 名目 (ナメ)テ、行カマシモノヲ」
同、一 十八 長歌「船(ナメ)()、アサ川ワタリ、舟キホヒ、夕河渡リ、此川ノ、絕ユル事ナク」
後撰集、六、秋、中「宿モセニ、ウヱなめツツゾ、我ハミル、招ク尾花ニ、人ヤ止ルト」
動詞活用表
未然形 なめ ず、らゆ、らる、む、じ、さす、しむ、まほし
連用形 なめ たり、き、つ、ぬ、つつ、たし、ても
終止形 なむ べし、らし、らむ、ましじ、まじ
連体形 なむる も、かも、こと、とき
已然形 なむれ ども
命令形 なめよ

日国と広辞苑は同じ見出し語の扱い。「で(出(名詞イ))」を参照。

検索用附箋:他動詞下二段

附箋:下二段 他動詞

最終更新:2025年10月12日 16:43