なら(接尾)

辞書 品詞 解説 例文 漢字
日本国語大辞典 ( 断定の助動詞「だ」の仮定形 ) ⇒助動詞「だ」
助詞 〘 副助 〙 ( 体言に付いて ) いくつかの事柄を並列していうのに用いる。…といい、…といい。 浮世草子・好色一代女(1686)四「大節季に一門中から寄る餠なら肴物なら、それはそれは堺が広けれども」
接続詞 「それなら」の意のくだけたいい方。 歌舞伎・今源氏六十帖(1695)一「合点。なら今日連れて退(の)きたい」
広辞苑 助動詞 (指定の助動詞ダの仮定形)…であったら。 「明日おひま―お出かけ下さい」
「―帰りなさい」のように接続詞としても使う。
大言海 接尾辞 (一)デアッタラ。ナラバ。 狂言記、吟壻「鈍ナ奴ノ、シウト殿なら、シウト殿トハイハイデ、辭儀ガ有ル」
(二)デモ。ニテモ。 好色一代女(貞享、西鶴)四「一門中カラ寄ル餠なら、肴物なら、ソレハソレハ堺ガ廣ケレドモ、大小路限ッテ南ニ、此方ノ銀借ラヌ者ハ一人モナシ」

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最終更新:2025年10月25日 14:10