なる(業)

広辞苑
辞書 品詞 解説 例文 漢字
日本国語大辞典 自動詞 ( 「なる(成)」と同語源か ) 生活のために働く。生計をたてる。 万葉集(8C後)二〇・四三六四「防人(さきむり)に発たむ騒きに家の妹(いむ)が奈流(ナル)べき事を言はず来ぬかも」
大言海 他動詞 產業 (ナリハヒ)ヲス。シゴトヲスル。名詞ニ、なり(業)ト云フ。 名義抄「業、ナル、ナリハヒ」
萬葉集、七 三十五 「タラチネノ、母ガソノ(ナル)、桑スラモ、願ヘバ衣ニ、着ルチフモノヲ」
同、廿 廿六 防人 (サキモリ)ニ、立タムサワギニ、家ノ妹ガ、奈流ベキコトヲ、言ハズ來ヌカモ」
同、同 三十一 「吾門ノ、五株柳、イツモイツモ、(オモ)ガ戀ヒスナ、奈理マシツシモ」
動詞活用表
未然形 なら ず、ゆ、る、む、じ、す、しむ、まほし
連用形 なり たり、き、つ、ぬ、つつ、たし、ても
終止形 なる べし、らし、らむ、ましじ、まじ
連体形 なる も、かも、こと、とき
已然形 なれ ども
命令形 なれ

広辞苑は同じ見出し語の扱い。「なる(生・実)」を参照。

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附箋:他動詞 四段 自動詞

最終更新:2025年10月26日 16:15