なん(何(代名詞))

辞書 品詞 解説 例文 漢字
日本国語大辞典 代名詞 「なに(何)」の変化した語。助詞、助動詞などと複合して用いられ、口頭語としては「なに…」の形より「なん…」の形の方が多い。「なんじゃ」「なんだ」「なんぞ」「なんと」「なんの」「なんて」「なんで」「なんらか」など。それぞれ副詞や感動詞としても用法が多いのでそれぞれ項目を分けて扱った。
感動詞 なに(何)[ 四 ]① 滑稽本・浮世風呂(1809‐13)前「な、な、何(ナン)、大丈夫だ、大丈夫だ」
接頭辞 名詞について、数・量・程度・時間などが疑問であること、または不定であることを表わす。比較的多くは、字音語について用い、「幾(いく)」と対応する。「何回」「何百」「何時(なんじ・なんどき)」など。 玉塵抄(1563)一五「毛詩にも一篇の詩のおくに此の詩はなん章と章の数をあげたぞ。その章になん句と句の数をもあげたぞ」
広辞苑 代名詞 「なに」の音便。
接頭辞 どれくらい。どういう。 「―回」「―百」「 何人 (なんびと)
大言海 代名詞 なに(何)ノ音便。 論語、述而篇「伯夷叔齊何人也、曰、古之賢人也」
狂言記、惡坊「コレャなんヂャ、知ラヌマデイ」
「何ノ料ニカ」何ノ爲ニ」何時」

検索用附箋:代名詞不定称
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附箋:不定称 代名詞 感動詞 接頭辞

最終更新:2025年10月26日 16:49