| 大言海 | ||||
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| 辞書 | 品詞 | 解説 | 例文 | 漢字 |
| 日本国語大辞典 |
[ 1 ] ( 断定の助動詞「なり」の連用形「に」に接続助詞「て」の付いたもの ) ① 「なり」の叙述を中止して、下に続ける。…で。…であって。 |
万葉集(8C後)一・二二「河上(かはのへ)のゆつ岩群(いはむら)に草生(む)さず常にもがもな常娘子(とこをとめ)煑手(にて)」 徒然草(1331頃)一一三「数ならぬ身にて、世の覚えある人を、へだてなきさまに言ひたる」 |
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| ② ( 「あり」「なし」「はべり」「候ふ」などの補助用言を伴って ) 断定的な陳述を表わす。…で(ある)。 | 伊勢物語(10C前)二一「二条の后の、まだ帝にも仕うまつり給はで、ただ人にておはしましける時のこと也」 | |||
| ③ ( 多く「…を…にて」の形で ) …として。…にして。 | 伊勢物語(10C前)七七「けふのみわざを題にて、春の心ばへある歌たてまつらせ給ふ」 | |||
| [ 2 ] ( 完了の助動詞「ぬ」の連用形「に」に接続助詞「て」の付いたもの。中止に用い、また、「あり」などに続ける ) 動作・作用が完了したままの状態にあることを表わす。…してしまっていて。…していて。→にたり。 |
万葉集(8C後)一四・三四八一「あり衣(きぬ)のさゑさゑしづみ家の妹に物言はず来(き)爾弖(ニテ)思ひ苦しも」 源氏物語(1001‐14頃)明石「みづから、かく田舎(ゐなか)の民となりにて侍り」 |
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| [語誌][ 一 ]は「にして」と同義と認められるが、上代では用例が少ない。中古では「にして」が主として漢文訓読系に、「にて」は和文系に多く用いられた。 | ||||
| 広辞苑 | ①(完了の助動詞ヌの連用形ニに接続助詞テの付いたもの)…てしまって。…していて。 | 万葉集5「梅の花咲きて散りなば桜花継ぎて咲くべくなり―あらずや」 | ||
| ②(断定の助動詞ナリの連用形ニに接続助詞テの付いたもの)…であって。…で。 |
万葉集1「 |
大言海は同じ見出し語の扱い。「にて(助詞)」を参照。
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