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ぬま(沼)

辞書 品詞 解説 例文 漢字
日本国語大辞典 名詞 一般に、深さ五メートル以下で底は泥ぶかく、クロモ・フサモなどの沈水沿岸植物が生えている、規模の小さい湖沼をいう。湖とは厳密には区別されていない。 古事記(712)中「新羅の国に一つの沼(ぬま)有り、名をば阿具奴摩(ヌマ)と謂ふ」
[語誌]上代には、沼を指す語としてヌマのほかにヌも用いられていた。しかし、ヌマが挙例のように単独でも用いられたのに対し、ヌは、「隠沼乃(こもりぬノ)」〔万葉‐二〇一〕や「隠有小沼乃(こもりぬノ)」〔万葉‐三〇二二〕のように、ほとんどが複合語中に見られるところから、ヌはヌマの古い語形と考えられる。
広辞苑 名詞 湖の小さくて浅いもの。ふつう、水深5メートル以下で、泥土が多く、フサモ・クロモなどの沈水植物が繁茂する。 万葉集14「―二つ(かよ)は鳥が巣」
大言海 名詞 〔沼閒ノ義カ。ぬ(沼)ノ條ヲ見ヨ〕
又、。水ノ溜レル處。
倭名抄、一河海類「沼、奴」
字鏡 三十九 「淇、水名、奴萬」
天治字鏡、六 十七 「渭、奴萬」
古事記、中(應神) 七十九 「新羅國有一沼、名謂阿具奴摩
萬葉集、十四 十三 「上野ノ、伊可保ノ奴麻ニ、 植子 (ウヱコ)ナギ、カク戀ヒムトヤ、種求メケム」
同、同 廿九 「奴麻二ツ、(カヨ)ハ鳥ガ巢、()ガ心、 二行 (フタユク)ナモト、ナヨモハリソネ」

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最終更新:2025年12月07日 13:54