へ(舳)

辞書 品詞 解説 例文 漢字
日本国語大辞典 名詞 船の前部の総称。へさき ※万葉(8C後)二〇・四三九八「夕潮に 舟を浮けすゑ 朝なぎに 倍(ヘ)向け漕がむと」
※宇治拾遺(1221頃)一四「舟のへにたてりけるが」
広辞苑 名詞 船のさき。へさきみよし。船首。↔ (とも) 万葉集14「大船を―ゆも艫ゆも固めてし」
大言海 名詞 (サキ)()ノ意カ、()(サキ)ノ意カ。 (トモ)ノ條ヲモ見ヨ〕
船ノ 前頭 (カシラ)ヘサキミヨシ船首
倭名抄、十一舟具「船前頭、謂之舳、舟頭制水處也、和語云、閇」
萬葉集、十四 三十三 「大船ヲ、倍ユモ、艫ユモ、固メテシ、コゾノサトビト、アラハサメカモ」
同、廿 三十四 長歌「朝凪ニ、倍向ケ漕ガムト、サモラフト、ワガヲルトキニ」

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最終更新:2023年08月12日 17:32