ま(今)

辞書 品詞 解説 例文 漢字
日本国語大辞典 名詞 (「いま(今)」の変化した語か)
いま(今)(一)
※名語記(1275)二「まはなき歟、まはさて歟など、いへるま、如何。いまはといふべきいをいひけちて、まとばかりいへる也」
副詞 限定した数量を示す語を直接伴って、ある状況をさらにそれだけ続けよう、または、ある数量に、さらにそれだけ加えようとする気持を表わす語。さらに。いまもうまあ ※寛永刊本蒙求抄(1529頃)七「ま四卦をなせにいわぬぞと云に」
[補注]「ますこし」「まそっと」「まちっと」のように、程度副詞に付いたものは一語の親見出しとした。
広辞苑 副詞 ①(イマの約)さらに加えて。もっともうなお 天草本伊曾保物語「獅子…その威徳分は―ひと(えだ)はわれに呉れい」。
「―少し」
②「まあ」に同じ。 狂言、 丼礑 (どぶかっちり)「―ここへ打つてみませう」
大言海 副詞 〔いま(今)ノ約〕
まあ。更ニ加ヘテ。モウ
狂言記、あかがり「ヤイ冠者、コノ川中デ、ま一句、聞キタウオヂャル」
同、拔殼「ま一度、トックリト見マセウ」
「ま少シ」まヒトツ」

検索用附箋:名詞名称
検索用附箋:副詞

附箋:副詞 名称 名詞

最終更新:2024年05月10日 21:38