を(牡・雄)

辞書 品詞 解説 例文 漢字
日本国語大辞典 名詞 男。男性。また、夫。⇔ ※古事記(712)上・歌謡「汝(な)こそは 遠(ヲ)にいませば 〈略〉若草の 妻持たせらめ」 雄・男・牡・夫
語素 ① 人間の男性を表わす。 「ますらお」「うわお(後夫)」
② 動植物のおすを表わす。 「お鹿」「男餓鬼」
③ (陰に対して) 陽を表わす。 「めお(陰陽)」
④ 男らしい、勇ましいなどの意を表わす。 「雄たけび」「雄心」
⑤ 相対するもののうち、男性的な連想を伴うもののほうに付ける。 「男かわら」「男松」「雄竹」
広辞苑 名詞 ①動物で精巣を有するもの。おすおん。植物では 雄蕊 (おしべ)だけを有するもの。 「牡鹿」「雄花」 雄・牡・男
②人間の男性。おとこ 古事記上「()こそは―にいませば」
③配偶の男性。夫。 古事記上「()()て―はなし」
④男らしいさま。いさましいさま。 神代紀上「 稜威 (いつ)の―(たけび)
⑤二つ(つい)になっているうちの大きく勢いのよい方。↔め(雌) 「―岳」
大言海 名詞 (一)動物ニテハ、精子ヲ有シテ、子ヲ生ズル性ヲ(ソナ)フルモノ。をす
コレニ對シ、受精シテ、ソノ子ヲ孕ミテ產ム性ヲ具フルモノヲト云フ。めす
人、禽、獸、蟲、魚、介、皆、此ノ兩性アリ。又、植物ニモアリ。卽チ、雄蘂ヲ有スルモノヲ、をト云ヒ、雌蘂ヲ有スルモノヲ、めト云フ。
神代紀、上「古天地未剖、 陰陽 (メヲ)分、渾沌如鷄子 牡・雄
(二)專ラ、人ノを。ヲトコヲノコ。男子。 名義抄「男、ヲ、ヲノコ」
古事記、上 四十二 ()ガ大國、主コソハ、()ニシイマセバ」
(シヅ)ノを」マスラを」山田守ルを」をノワラハ」

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附箋:名称 名詞 語素

最終更新:2023年09月18日 15:10