ん(助詞イ)

大言海
辞書 品詞 解説 例文 漢字
日本国語大辞典 助詞 〘格助〙 (格助詞「の」の変化した語) 話しことばで用いる。
① 体言を受け、その体言が下の体言を限定することを示す。
※太政官(1915)〈上司小剣〉四「利兵衛の後家んとこへ公売にいたときは」
② 形式名詞のように用いる。
(イ) 「もの」「こと」の意を表わす。
※父の婚礼(1915)〈上司小剣〉二「雛はんが飯事(ままごと)するやうなんを見るのが好きや」
(ロ) 叙述をまとめて体言化し、下の「だ」「です」に続ける。→んだ。 ※太政官(1915)〈上司小剣〉四「これで昔しはお百姓ちうてよかったんやが」
広辞苑 助詞 の転。くだけた場での会話に用いる。 「ある―だ」「君―ち」

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最終更新:2023年09月18日 19:42