あら(粗・麁)

日本国語大辞典
広辞苑
辞書 品詞 解説 例文 漢字
大言海 接頭辞 (アラ)くる、 離散 (アラ)ぶるノ語根ニ通ズ〕
(一)コマヤカナラヌ。クハシカラヌ。((ニギ)ニ對ス、精、麁ノ意)荒ト書キタルハ、借字ナリ。
天治字鏡、四 十八 「粗、麁、阿良」
麁𣑥 (アラタヘ) 和𣑥 (ニギタヘ) 荒布 (アラメ) 和布 (ニギメ) 礪砥 (アラト) 眞砥 (マト)
粗・麁
(二)簡略ナル。 散齋 (アライミ) 致齋 (マイミ) 荒手 (アラテ)(ツガヒ) 眞手 (マテ)(ツガヒ)」粗塗」粗彫」
(三)閒遠ナル。透閒アル。マバラナル。(疏、密ノ對)稀疏 「あらら松原」荒垣」 麁籠 (アラコ)

日国と広辞苑は同じ見出し語の扱い。「あら(荒)」を参照。

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最終更新:2023年10月30日 20:13