あら(骨辺肉)

日本国語大辞典
辞書 品詞 解説 例文 漢字
広辞苑 名詞 ①魚類などのおろし身をとったあとに残る頭・骨・えら。
あらぬか
③人の欠点。 「―をさがす」
大言海 名詞 〔あらぼねノ下略、其條ヲ見ヨ〕
(一)魚肉ヲ料理シタル後ノ、餘肉ノ添ハレル骨。コレヲ、小サク切リ、砂糖醬油ニテ煮ツケタルヲ、あら煮ト云ヒ、コレヲ吸物ニシタルヲ、あら汁ト云フ、其條ヲ見ヨ。
活版倭訓栞、欄外、あら「骨、色葉字類抄ニ見ユ、信友案(伴氏)今、魚肉ヲ屠リタル殘リノ骨ヲ、あらト云フモ、是レナリ」 骨邊肉
(二)轉ジテ、()キヲ取リタル後ノ(クヅ)殘餘 擇取 (ヨリドリ)ノあら」
(三)又、轉ジテ、人ノ些細ナルアヤマチ。キズ。微瑕 「人ノあらヲ(アバ)イテ言フ」

日国は同じ見出し語の扱い。「あら(荒)」を参照。

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最終更新:2023年10月30日 20:33