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真生光 以呂波
性別 女性
年齢/所属 28歳/大和山学園教員/上一級
容姿
きゅっと鋭く結んだ唇と怜悧な瞳、それから左目を縦断する傷跡は、近寄り難くも落ち着いた雰囲気を演出している。
薄っすらと透ける茶髪を飾り気なく後ろは肩ほどまで、前髪を左目が隠れる程度に偏らせて伸ばしている。
メルトン素材のケープコートを愛用し、分かりやすいシルエットにもなっている。
すらりと見えるシルエットのスラックス、コートの下はテーラードジャケット、腰にはウエスタンじみたガンベルトが巻かれる。
背の丈は160センチちょうど。これにブーツを履いて、少しばかり上がる程度。
性格
現在は見た目から勘違いされやすく、言葉も硬いがそれなりに穏やかな気性。怒鳴りつけるよりも諭すようなやり方を好む。
学生時代は家の事情もあって向上心と反骨精神に溢れた跳ねっ返りだった。
桁外れた才能の特異世代の中で、自分だけが明確に劣っていた凡人である事実を認められずに周りに噛みつき、必死に努力を重ねた。
結果として上一級の端に引っ掛かる程度の実力を備えるに至ったが、その頃にはすっかりと自分の才能を自覚し、現在の同級生には諦観と羨望を送る。
尚、学生時代の背丈は130センチ台だった。
能力
・五蘊逆呪
霊力の形を捉え、それを精密に操作することに特化した術式。
肉体と霊力を結び付けた上で弄ることによって身体を頑強にする、霊力の塊である怪異に接続し力づくで操作する等、霊力に関わる物に強い効力を発揮する。
これらの術式をその形式・効力毎に五つに分けたものを"五蘊"とし、色蘊・受蘊・想蘊・行蘊・識蘊によって術式は構成される。
いずれも強力な効力を発揮するものだが、歴代の術師達は皆その全てを発動できたわけではなく、その全てを扱えるのは歴代の中でもたった一人だけだった。
尚、この霊力操作は他者に行う場合"力づくで動かすようなもの"であるため、霊力操作で抵抗することが可能であり、強引に抵抗すれば強引に干渉することも不可能になる。
真生光 以呂波が使用できるのは以下の二つのみ。

-受蘊
五蘊逆呪の一。自分以外の霊力に干渉し、その動きを制限する事ができる。
極めれば相手の身体を自在に操ることも可能で、低級の怪異程度ならば以呂波の実力でも操作することができる。
自身の霊力で対象を無理矢理動かすという力づくの技でもあるため、霊力操作で干渉を強制解除されてしまう。
また発動の際。片手からピアノ線のような糸が生じ、対象と繋がる。
これは物理的な干渉は出来ないが、対象の霊力と直結するもので精密な操作が必要で、霊的干渉は可能。必然的に片手も塞がってしまう。
一瞬だけ相手の動きを止めるのが基本的な使い方になる。

-行蘊
五蘊逆呪の四。術式の形を乱し、破壊する。
術式を綺麗に整えられた模様として見た場合、そこにインクをぶち撒けるのが行蘊である。
有する術式自体に攻撃を仕掛けるという破格の術式だが、以呂波の実力ではよほど周到に用意しない限りは永続的な破壊は困難。

主な作用は術式を乱すことで、着弾点の術式を上手く行けば分解、悪くとも多少ブレさせることはできる。
以呂波はこれを銃弾に籠めて撃ち、術師に着弾した場合は当然、弾丸が体内に残れば取り除かない限り術式を乱し続ける毒にもなる。
・コルト M1851 ネイビー
パーカッションロック式シングルアクションリボルバー。弾丸に術式、五蘊逆呪・行蘊を籠め、その特性を載せることによって運用する。
6連発のリボルバー拳銃。これ自体は呪具でもなんでも無く、特に加工もされていない古式拳銃である。
構造は非常に古く、装填、排莢、射撃、その全てが自動拳銃どころか新式の回転式拳銃にすら操作性が劣る。
ではなぜ、わざわざ古い銃を使うかと言うと、使うこと自体が縛りになり、術式効果の向上に繋がっているが故。
五蘊逆呪自体が繊細な術式で、行蘊をまともに機能するように弾丸に籠めるとなると、これが現実的な妥協点だった。
扱いについては熟練しており、早撃ちもガンスピンもお手の物。
流石にパーカッション式の戦闘中のリロードは「絶対無理」な為、同じ銃を三丁、装填済みのシリンダーを二つ、常に携行している。
これとは別に、奥の手としてリベレーターも携行している。

銃を扱う理由は攻撃性能を補うためと、受蘊との併用を鑑みて、片手で扱うことが可能であるため。
また、学生時代はプライドのために三級呪具のナイフのみを使っていた。
概要
特異世代の一人にして術師全盛の頃より続く真生光家当主、現役の上一級術師で大和山学園講師……といえば聞こえはいいだろう。
戦後1950年に真生光家の本家筋の人間はその殆どが同家の外道に落ちた術師によって鏖殺の憂き目にあっている。
それによって権威は大きく失墜し、傍流の人間を中心にすることでなんとか成り立っているお家の当主であり、謂わば貧乏くじを掴まされた人間。
また特異世代の人間の中では、特筆するべくもない凡庸な実力を持っているため、術師としては兎にも角にもあまり目立たない。
術式教練の担当ではあるものの、十二支級の級長でも無い為、馴染みの薄い生徒も多い。
その本業は対術師戦闘のスペシャリスト、何らかの理由で術師を始末しなければならない場合の処分係である"術師殺し"。
やくざな仕事を任されているのは、真生光が最悪の裏切り者を生み出し失墜したが故の事。望んで進んだ道ではないのは確かだった。
追記
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最終更新:2020年12月08日 09:33