元ネタ:満天(Fate/Zero Kalafina)
作:ヤジオーディエンス
わずかに残った髪の毛が抜けゆく秋
寂しい頭が 寒空に震えてた
寂しい頭が 寒空に震えてた
梳かす櫛に絡んでは 生えかわりもせずに
まだ信じたくなくて 鏡を見つめた
ほら もうここまできた 焦る僕の心
この手で毟っただけで 坊主になれるよね
まだ信じたくなくて 鏡を見つめた
ほら もうここまできた 焦る僕の心
この手で毟っただけで 坊主になれるよね
毛がない者として 生きる人の辛さは
諦めを知れば消えてしまうの?
諦めを知れば消えてしまうの?
豊かな髪だけが 若さの証だと
かすかな望みを打ち砕く現実
かすかな望みを打ち砕く現実
どうにか残った髪の毛は僕を見捨てて
さらした地肌が 広がってゆくままに
さらした地肌が 広がってゆくままに
頭を保護するための お帽子はいらない
分け目がまだあるうちに 奇跡をおこして
分け目がまだあるうちに 奇跡をおこして
来年の秋は 何が残るの?
燦々と光が満ちているの?
燦々と光が満ちているの?
髪の毛欲しがって 誰もが泣いていた
男が恐れる脳天のオーラス
男が恐れる脳天のオーラス
禿げ散った頭が 人に笑われる頃に
若かりし自分を きっと思い出すのでしょう
若かりし自分を きっと思い出すのでしょう
わずかに残った髪の毛が床に落ち
まだまだ平気と 人の言う慰めなど
役には立たない フサフサに戻してよ
静かに抜けゆく髪の毛の残りの数
大事にいたわり この秋が終わるまで
役には立たない フサフサに戻してよ
静かに抜けゆく髪の毛の残りの数
大事にいたわり この秋が終わるまで