少年ブレイヴ
↓バンド「nano.RIPE」のきみコ氏が歌う、アニメ「メカクシティアクターズ」用の再録版
作詞:じん
作曲:じん
作曲:じん
- カゲロウプロジェクト2ndアルバム「メカクシティレコーズ」収録曲
- 公式でPVは各種動画投稿サイトで公開されていないので注意
- 目を盗む話(XFDより書き出し)
歌詞(メカクシティレコーズブックレットより引用)
「虐めないでよ」って泣いてばっかり
震えちゃうのも仕方ないのです
震えちゃうのも仕方ないのです
孤独を敏感に恐れている
少年の僕を『勇気』は嫌った
少年の僕を『勇気』は嫌った
同じ様に雨に濡れている
子犬に理解を求めてた
子犬に理解を求めてた
自分勝手に抱き寄せていた
「君は僕を虐めないよね?」って言って
「君は僕を虐めないよね?」って言って
「『友達』になろう。言葉じゃないところでさ。
話がしたいよなぁ」
話がしたいよなぁ」
そんな僕に悲劇が待ってた
聞こえたんだ 声が盛大に
閉ざした脳を ノックする
閉ざした脳を ノックする
「あいつは汚い」「そいつを騙そう」
「大嫌い」「死んじゃえよ」
なんて
「大嫌い」「死んじゃえよ」
なんて
『思いの声』が一斉に
拒んでいたってノックする
拒んでいたってノックする
言葉にしない心が 突き刺さって
もう泣きそう
もう泣きそう
「希望を願った罰だ」って
孤独網の騒音は
孤独網の騒音は
僕にこんな代償を
植え込んでいた
植え込んでいた
そして今日も声は責め立てる
流れ込んで 僕を溶かしていく
流れ込んで 僕を溶かしていく
他人の 心理を盗み取れる
面妖な僕を 誰もが嫌った
面妖な僕を 誰もが嫌った
逃げ出そうと 外へ飛び出せ
ここじゃもう 息も出来ないから
ここじゃもう 息も出来ないから
街の憎悪の 目を避けてさ
僕はそっと 駆け出した 何処かへと
僕はそっと 駆け出した 何処かへと
迷い込む森
行き場の無い静けさに
行き場の無い静けさに
また怯えちゃうような
そんな僕を 誰かが待っていた
そんな僕を 誰かが待っていた
聞こえたんだ
「今日も淡々と 描いた『今日』を待ってるの。
誰かお願い ここから助け出してよ 寂しいよ」なんて
「今日も淡々と 描いた『今日』を待ってるの。
誰かお願い ここから助け出してよ 寂しいよ」なんて
『思いの声』は逡巡な
昨日の僕の様なんだ
昨日の僕の様なんだ
「『心』が怖い?」
「明日を変える『勇気』も足りない?」
「明日を変える『勇気』も足りない?」
「そんなことない」とノックした
物語は繊細で
物語は繊細で
僕はそっと慎重に開いていた
踞った少女は言った
「昨日も、今日も、一昨日も
広い世界が簡単に崩れちゃう
夢を見ていた」
「昨日も、今日も、一昨日も
広い世界が簡単に崩れちゃう
夢を見ていた」
「怖いよ」なんて感情も
「辛いよ」なんて泣き声だって
絵本みたいに救い出してしまえたなら?
「辛いよ」なんて泣き声だって
絵本みたいに救い出してしまえたなら?
芽生えた今日の感情を
絞った声で ノックして
絞った声で ノックして
君に話そう
「それでも、大丈夫だよ。泣かないでよ」って
「それでも、大丈夫だよ。泣かないでよ」って
『思いの声』の心臓を
包んで笑い合えたなら
包んで笑い合えたなら
『心を救う心』を
僕は『勇気』と呼べそう
僕は『勇気』と呼べそう
進み始めた毎日の僕は今日も平凡で
ドアの外の声は もう聞こえない