hal /// / 表:2 \ 13:
seren:
klel:
sid:hyulo \ 表 \ 2:表面 \ 3:外側。三次元中の境界となる二次元物における外側。車の窓は窓を境に車内と車外に分かれる。この窓は二次元物であり、表裏がある。表は車の外側である \ [
yuo ] \
onを表向きにする、トランプなどのカードをめくり返す、めくる、まくる、捲る、ひっくり返す、引っくり返す、引っ繰り返す \ [
pea ] \ (表格)~の表に \ [
ova ] \ 生地の表 \ 表の門 \ 表は寒い \ 表の性格 \ [
vetyolom ] \
halは空間的な意味でしか使われない。「~の表に」を意味する \ 節は取らず、語を取る。この語は場所性を帯びた名詞である \ 尚、数字や文字が紙や画面に書かれている場合も使える \ 惕 \
halは表を表わす。2次元体と3次元体が持つ面に対して使う。面には必ず表裏がある。たいてい観察者がふだん見ている面を表という。たとえば服ならデザインの絵柄が書き込まれているほうが表である。ふだん着るとき、こちらが見えるように着るからである。もし一時的にひっくり返して着たとしても、ふだん見ているものと違うので裏だと分かる \ このように、表か裏かはふだん見ているかどうかというところで判断されることが多い。勿論、初めて見たものが裏返しになっていればそちらを表と誤解することはある。だが、それはふだん見ているという環境になかったためである \ 2次元体の場合、たとえば紙の場合、両面でないかぎり文字が書いてあるほうが表である。3次元体の場合、たとえば箱の場合、箱を構成する6個の面が全て
halである。但し同時に6個の面は
hilでもある。ではどちらの向きが
halかというと、箱の外から見える面がふだん見る向きなので
halである。箱の中から見た内側の壁が
hilである \ 同様に、警察が張る立ち入り禁止のテープの場合、2次元体であるが、箱と同じことがいえる。つまり、見物人から見て、自分が見るほうが
halである。自分が見えない側が
hilである \ 基本的に
hal,
hilは観測者の見方によって変わるが、慣用的に決まっているものもある。
halには「表面的なものは本当ではないかもしれないもの」というイメージを
アルカは持っている。これについては日本語にも同じ語感があり、「表の顔」などという。逆に
hilには「ふだん見せない本心」というイメージがある。このことから、表は公開・表の顔、裏は秘匿・本心というイメージがつきまとう \ そしてこれを利用して慣用的に表裏を決めるものがある。たとえば
カーデの場合、カードの内容が書いてある面は伏せてあって見えないため、秘匿・本心の面であり、
hilである \ 格詞
hal,
hilは空間的な意味でしか使われない。「~の表に」と「~の裏に」を意味する。節は取らず、語を取る。この語は場所性を帯びた名詞である。尚、数字や文字が紙や画面に書かれている場合も
hal,
hilが使える。紙や画面も空間の一部だからである(1) \ (1)
tu xa-i hal mas(これは紙の表に(書いて)ある) \ 尚、(1)は(2)といっても良いが、そのとき
halは名詞になる \ (2)
xe it axt al hal e tu(何かがこれの表に書いてある) \
最終更新:2007年05月17日 21:08