白き死の仮面

作品名:白光のヴァルーシア
使用者:カシム、ザハカ・アシュディハカ、ザール=アタル
別呼称:恐怖の仮面、清廉なる黄昏の天使の仮面

スチームパンクシリーズ(Liar-soft)に登場する道具。
恐怖病と呼ばれる恐怖によって身体が消失する病のの第三階梯とされる。
仮面をかぶったときの効果として気配の察知、全能力の強化がある。




能力についての詳細

来歴

  • チクタクマンより与えられた清廉なる黄昏の天使の仮面
    • 恐怖病の第二階梯として発現する。
『それなるは白き死の仮面。
 清廉なる黄昏の天使の仮面を、きみに』

基本性能

  • 身体能力強化
  • 意識干渉

意識干渉

  • 対象の意識を奪う
    • 迷宮内部のアデプトだろうと容易く意識を奪う。
――仮面の力は便利なものだ。
――アデプトだろうと容易く意識を奪う。

同類の気配の察知

  • 仮面所持者同士は気配で察知可能
    • 気配を察知できるのは仮面を出しているときのみ
感じる。感じていた。
店内で肌に触れた“気配”は確かに在る。

身体能力強化

  • 身体能力を大幅に強化する
    • 通常のアデプトを超える力を得る。
    • 強化の度合いには個人差がある
誰かが見れば風と白影の舞を思うだろう、
異様な戦いは、数時間に渡り続いていた
休みなく。

(中略)

瞬時に。路地裏の一角へと至る。
およそ200フィートの距離を一呼吸で。
  • 防御力が上昇する
    • 物理的な防御力が上昇し、並大抵の衝撃では怪我を負わなくなる。
この“仮面”を被った身であれば、
すべてを耐えられる。
軽傷を負うのさえ、よほどの場合のみ――
  • 恐怖を感じるほど能力の上がり幅が増える
    • 恐怖の深度が上がれば発狂や身体消滅も有りうるため諸刃の剣である。
望めば力を貸すだろう。
恐怖の果てに至る仮面は力そのものだ。
恐怖を、感じるほどに威力を増していく。

自律能力

  • 仮面にも意思がある
    • 自らの意思で言葉を話す。
——僕の体だ。僕の唇、僕の舌だ。
——それなのに“仮面”は僕の声を使う。
——何だ。仮面。僕の白き仮面よ。
——お前は、話すのか。声。意思がある?
  • 使用者の意思に応じて力を貸す
    • 仮面を被っている使用者ですら知り得ない情報をもたらすことがある。
恐怖が導いたはずのこれ、仮面は。
ひとのこころに応じるのか――

古紋の強化

  • アデプトの古紋を強化する
    • アデプトの強さを更に一段階強くするため同じアデプトでも歯が立たない。
——仮面。これは古紋を幾らか強める。
——少なくとも、この僕には。
——戦闘義肢から噴き上がる無形の刃。
——これほどまでに力強く。燃え滾る。
——迷宮の黒影を容易く砕く。

ホラーたちの使役

  • ホラーを使役する
    • ザハカ、ザールはホラーたちを使役していた。
黒影さえも統べるものだ。
奴らは、恐怖から生まれた嘆きだからな。
無理もないし、造作もないことだ。


使用者との関連性

恐怖病罹患者

  • 恐怖病に罹っている
    • 恐怖病で身体が一部消失した者が獲得できる。
——僕は仮面のことをこう捉えている。
——恐怖病、あの消えゆく病の特殊な症例。
——理由はごく単純だ。
——僕の恐怖が深まるとき、これは、出る。
——恐怖が深淵の底へと沈む感覚。
——同時に。これが、僕の顔を覆うから。



関連項目

白き死の仮面で使役できる怪異。

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最終更新:2024年12月21日 16:24