武器についての詳細
来歴
- スサノオの神武を象徴する剣
- 元ネタ同様に高天原に献上したため使用に関して制限や手順が存在する。
スサノオの神武の象徴となる『レガリア』。スサノオが八岐
大蛇の尾から取り出した剣だが、己の身に余る剣として後に
高天原に献上される。そのためスサノオがこの剣を振える
のは一日に一度、一度につき一回の天地を覇する神皇剣の
みである
破壊光
『レガリア』としての天叢雲剣は白く輝く光の剣であり、そ
こから放たれる光の一撃は神造物をも粉々に破壊する。お
およそ防御などという概念は不可能な代物であり、これに拮
抗するには同出力の一撃を以て対抗するほか術はない
使用者との関連性
回数制限
ふと己の手を見てみると、指先が細かく震えていた。
天地を覇する神皇剣を使った反動だ。
元ネタ
天叢雲剣
日本神話に登場する刀剣。
名前の由来は八岐大蛇がいるところには常に雲気がかかっていたため。
別呼称に日本書紀では草薙剣、倶娑那伎能都留伎(くさなぎのつるぎ)、古事記では草那藝之大刀(くさなぎのたち)、都牟刈の大刀(つむがりのたち)、都牟羽大刀(つむはのたち)、八重垣剣(やえがきのつるぎ)、沓薙剣(くつなぎのけん)がある。
現在では三種の神器の一つとして熱田神宮の神体になっている。
日本神話においてスサノオが八岐大蛇を退治した際に尾から出てきた神剣で高天原の天照大神に献上された。
天孫降臨時にニニギノミコトは他の神器と共に託され、地上に降りたとされている。
その後ヤマトタケルが東征を行う際に託されたが尾張国のミヤズヒメの元に置き忘れてしまい、伊吹山の八岐大蛇の化身との戦いで命を落としている。
ヤマトタケルが亡くなった後は尾張の国の熱田神宮に祀られ続けた。
祟神天皇の時代にこの剣の形代が作られたが源平合戦の折に壇之浦で安徳天皇の入水と共に沈み失われた。
平家物語の陰陽寮博士は安徳天皇が八岐大蛇の化身だったとして天叢雲剣を取り返したのだとみなしている。
また過去に神剣が人間を呪った逸話があり、熱田神宮から宮中に移した際に天皇が祟られ、様々な祈祷や功徳・御祓いを行うも通用しなかったという。結局、熱田神宮に戻されたが天皇はそのまま崩御した。
また江戸時代では荒廃した神社を建て直す際にこの剣を盗み見た大宮司は流刑、他の神官は1人を残して祟りで病死した。
関連項目
天地を覇する神皇剣の武器分類。
天地覇する神皇剣の発動に必要な装神具。
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最終更新:2020年04月07日 17:23