ザントゥー石板

ザントゥー・タブレット
作品名:『赤の供物』、『奈落の底のもの』『時代より』
使用者:-
別表記:黒翡翠の石板

クトゥルフ神話に登場する道具。
先史時代に中央アジアで活躍したムー大陸出身の神官あるいは魔術師ザントゥーの残した石板
1913年にツァン高原よりハロルド・ハドリー・コープランドが発掘した。




道具についての詳細

来歴

  • 中央アジア北方領域のツァン高原より発掘された黒翡翠の石板
    • 初出作品では十枚とされていたが、続編の『陳列室の恐怖』では十二枚となっている。
    • イソグサの神官ザントゥーがナアカル語を変体した古い神官文字で書いたとされる。
      • 1916年にその翻訳本『ザントゥー石板:その推測的な翻訳』(一九一六年)を著したが、学術出版社に印刷を拒絶されたため自費出版した。
「長期にわたる研究の結果、私は当初の印象が全くもって正しく、石板がまさに原初のナ
アカル語の変体である古い神官文字で記述されていることを確信した。

第七石板 第一面 十二~一二八行

  • ザントゥーが古の召還魔術師イラーンの印章を手に入れるための物語
    • その過程でムー大陸の南方を弟クスとイェーナという女と共に歩いたこと。旅の最後を記載している。

第九石板 第二面 三〇行目~一七四行目

  • イソグサ復活とムー大陸水没
    • 不朽かつ腐朽なるウブ、恐るべきユッグ(ユッギャ)についての記述がある。
    • 赤い月の年(無名祭祀書によると紀元前173148年)と囁く影の年(ポナペ教典の天文学的記述より紀元前161844年)についての言及がある
      • 囁く影の年にザントゥーはイソグサ教団の大神官となりイソグサの封印を解いたため旧神によってムー大陸が沈められた。


関連項目

ザントゥーの石板を見つけるにあたり参考にされた教典。

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最終更新:2020年04月17日 02:31