武器についての詳細
物体整形
「これは天之沼矛。天地創造に用いられた神代の祭具。大地を生み、自在に形作ることが
できる。そして、それ以外の物に突き刺せば、忽ちの内にドロドロの泥のように蕩かしてしまうでしょうね」
元ネタ
天沼矛
日本神話に登場する道具。
武器としてではなく天地を混ぜるための矛。
『古事記』では天沼矛、『日本書紀』では天之瓊矛、天瓊戈と表記される。
神話において伊邪那岐(イザナギ)・伊邪那美(イザナミ)の二柱がオノゴロ島(磤馭慮嶋・淤能碁呂島)を創造する際に使用される。
古事記では、高天原により大地の創造を命じられてこの矛を持って天浮橋に立ち、渾沌とした大地(沼)をかき混ぜて矛を引き抜いた。
この時、矛から滴り落ちたものが、積もってオノゴロ島となった。
日本書紀ではそれ以外にも3パターン存在し、国を欲した、高天原があるはずだといった、油のように浮いていたのいずれかの理由で
最初から存在していたオノゴロ島を引き上げて国としたとされている。
関連項目
天之沼矛の武器分類。
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最終更新:2020年04月22日 11:49