Mk.ride Perseus / マークライド・ペルセウス
作品名:シルヴァリオ・トリニティ
使用者:アシュレイ・ホライゾン
能力についての詳細
能力吸収
- 受けた星辰光を吸収し己の能力として一時的に使うことができる
- ダメージカットに加え、相手の能力を把握できる。
- 不明瞭だったり初見殺しの能力には極めて耐性の高い能力。
その能力は攻撃を受けた相手の星を一時的に纏い、自らの力へと変
えるもの。
さながら刈り取った怪物の首を、必殺の武器とした白騎翔のよ
うに。
欠点
- 容量の限界と加減の不可
- 吸収できる攻撃の規模がアリス(発動値B)前後まで。
- どんなに微弱な攻撃に対しても一定量のエネルギーを消耗する。
まず、星光を吸収する俺の側に許容量の上限値が存在する。それを
百とするなら、百を超える超過分はダメージとして当たり前に喰ら
ってしまう。
先のアリスや改造兵の攻撃は、たまたま許容量の範囲に収まったた
め無傷で済んだに過ぎない。そして星光の吸収にはエネルギーを使
い、それを相手の攻撃威力に合わせて調節することも不可能。
つまり十の攻撃を吸収するためにも、こちらは百の力を使ってしま
う。
- 吸収した後は使いきるまで吸収できない
- 元の能力の持ち主ほど技量はなく、物量で押されれば対処できない。
あえて先に自分の星を纏わせることで、俺を誘いの罠に嵌めたのだ。
その狙いなら実に明白。同種の星光という土俵上で闘うならば、百
よりも千というように単純な物量差だけで蹂躙できるのだから。
使用者との関連性
人体実験の産物
- 多くのデータの挿入と付属性の高さによるもの
- 他者の星光に対する受容と理解が深まった果てに得た能力。
元々、俺が実験動物として優れていた点は付属性の素養だった。そ
の特質の強い俺に対して、総統閣下や過去の魔星を始め、多種多様
な星辰奏者の記録が二年以上に渡りぶち込まれてきた。
その結果が固有の星辰光として昇華したのが、この能力だ。生まれ
持った資質に加え人体実験の反復が、望むと望まざるに関わらず他
人の星光に対する驚異的な理解度と受容性を培った。
元ネタ
ペルセウス(古ギリシャ: Περσεύς,Perseus)
ギリシア神話に登場する人物。
父に大神ゼウス、母にダナエー、妻にアンドロメダー、
子どもにペルセース、アルカイオス、ステネロス、ヘレイオス、メーストール、エーレクトリュオーン、ゴルゴポネーを持つ。
アルゴス王アクリシオスに「息子は生まれず、彼の孫によって殺される」と神託が下された。
故に一人娘のダナエーを青銅の部屋に幽閉するもゼウスが黄金の雨に身を変えて忍び込み、ダナエーとの間にペルセウスを設けた。
アクリシオスは、娘とその子を手にかけることができず、二人を箱に閉じこめて川に流した。
ダナエー親子はセリーポス島に流れ着き、漁師ディクテュスによって救出された。
ディクテュスの兄でセリーポス島の領主であるポリュデクテースがダナエーに恋慕するようになり、邪魔になるペルセウスを遠ざけるためにゴルゴーン三姉妹の一人メドゥーサの首を取ってくるように命じた。
ペルセウスは五つの魔法の武具や道具を手にいれるが入手元が諸説ある。
道具 |
入手元 |
青銅の盾 |
アテーナー |
翼のあるサンダル |
ニュムペー グライアイ三姉妹 ヘルメース |
キビシス(袋) |
ニュムペー グライアイ三姉妹 |
ハーデースの隠れ兜 |
ニュムペー グライアイ三姉妹 |
金剛の鎌(ハルペー) |
ヘルメース |
ゴルゴーンの住処ではアテーナーに手を引かれ、盾に映し出されたメドゥーサの姿を見ながら接近し、剣でメドゥーサの首を刎ねた。
そして首をキビシスの中に入れ、他のゴルゴーンに見つかる前に隠れ兜で姿を隠してサンダルで飛び去った。
帰りに夜間飛行の危険性から巨人アトラースが支配するヘスペリスの園で休ませてもらおうとするも、アトラースは受けた予言から追い払おうとした。
そこでペルセウスはアトラースに向けてメドゥーサの首をかざして石化させた。
更にその帰りにメドゥーサの首を袋に入れて海の怪獣と戦って倒し、アンドロメダーとの結婚式では彼女の元婚約者のピーネウスが仲間を率いてペルセウスを亡き者にしようとした。
ペルセウスはピーネウスら一党にメドゥーサの首を見せて石化させた。
関連項目
白翼よ、縛鎖断ち切れ・騎乗之型の能力分類。
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最終更新:2023年08月11日 16:56