ストライク・ザ・ブラッドに登場する兵器。
真祖クラスの眷獣を宿す人工吸血鬼を封印した弾頭。
これを目的地に発射することで眷獣が解放され、無差別に破壊を撒き散らす。
兵器についての詳細
来歴
- 眷獣を埋め込んだ人工吸血鬼を軍事転用した天部の兵器
- あまりの威力に自滅を怖れた天部は一部を死都に残して残りを異境に置き王家の管理下とした。
- “大聖殲”において使用された。
- 敵対していた人類と魔族の連合軍に甚大な被害を与え、天部自身も眷獣弾頭で滅んだ。
眷獣弾頭。それはかつての“大聖殲”において、“天部”が使った戦略兵器の名前だった。
その凄まじい威力は、“天部”に反抗した人類と魔族の連合軍に甚大な被害を与え、ついには
“天部”の都市や文明そのものを壊滅させたのだ。
形容
- シンプルな金属製の砲弾
- 原始的な大砲で撃ち出して空中で分解されて中身の宝石の球体を露出させる。
迎撃ミサイルや高出力レーザーの類いではない。原始的な大砲で撃ち出された、シンプルな
金属製の砲弾である。
それは山なりの曲射弾道を描いて飛翔し、そしてなにもない空中で弾けるように分解した。
ばらけた破片の中から飛び出したのは、宝石に似た煌びやかな球体だ。
人間砲弾
- 眷獣を埋め込んだ人工吸血鬼を解放する
- 弾頭(人工吸血鬼)は血の記憶を持たないため眷獣を制御できずに暴走させ、周囲を破壊しつくす。
「本能のままにすべてを破壊する魔力の塊──それが、異界からの召喚獣である、眷獣本来
の姿なんですって。眷獣弾頭っていうのは、弾頭の中に封じこめておいた彼らを敵陣に撃ちこん
で、その場で解放するという兵器です」
「眷獣弾頭を無効化するには、それと同じことを繰り返すだけでいい。眷獣を埋めこまれた人
工吸血鬼の少女たちを、眷獣たちの宿主にする。それなら彼女たちの封印が破壊されても眷獣
が暴走することはない、ってわけ」
使用者との関連性
封印技術への応用
- 弾頭を封印した技術を転用し真祖以下の吸血鬼を封印する
「──なるほど。眷獣弾頭の製造技術を応用したのですね。真祖クラスの眷獣を封印できる
なら、貴族級のアラダールや、真祖の“血の伴侶”を無力化するのも不可能ではないでしょう」
関連項目
弾頭である人工吸血鬼に埋め込まれた意志のある魔力の塊。
眷獣弾頭の製造課程で生じた種族。
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最終更新:2022年08月13日 15:02