存在についての詳細
形容
- 金色の甲冑を纏う機械仕掛けの巨人
- 内部から巨大な歯車や駆動装置の蠢く音が、咆吼の如く鳴り響く。
優雅さと荒々しさを併せ持つ、金色の甲冑をまとった人型の影。機械仕掛けの黄金の騎士だ。
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真の姿 |
- 黄金の鎧の下には虚無の闇が広がっている
- 燃える三眼のみがある。
どうみてもニャルラトホテプです
美しかった黄金の甲冑が剝がれ落ち、その内部が剝き出しになっている。
そこにいたのは騎士などではなかった。
光すら洩らさぬ完全なる闇。三つの炎を噴き出す目。深淵そのものを形にしたような、形な
き虚無の怪物だ。
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空間歪曲
- 時空を歪める
- 存在するだけで世界に影響を与える。
- 普段は拘束具によって影響を小さくしているが外れた時は強く影響が残る。
「彼女の〝守護者〟が現出していたせいで、この付近一帯では、空間制御系の魔術が使えない
状況だ。この影響がすぐに収まるとは思えないな」
禁忌の荊
彼女は無造作に指を鳴らして、古城の周囲の空間を歪める。どこからともなく放たれた深紅
の茨が、古城と、彼の眷獣二体を搦め捕った。那月が〝禁忌の茨〟と呼ぶその細い茨は、第
四真祖の眷獣すら逃れることのできない捕獲用の魔具だ。地面に縛りつけられた漆黒の獅子と
人喰い虎が激しく暴れるが、深紅の茨は余計に彼らの身体をきつく締めつける。
使用者との関連性
「“魔族殺し”の“空隙の魔女”! あなたは“守護者”の力を使って要石を破壊すること
が出来ない! なぜならあなたが悪魔と交わした契約は……あなたの心の底からの真の願いは、
人類と魔族の共存だからだ!」
元ネタ
ラインの黄金(独:Das Rheingold)
リヒャルト・ワーグナーのオペラ『ニーベルングの指環』4部作の1作目。
ライン川の底にあった黄金。
3人の乙女たちによると愛を断念する者だけが黄金を手に入れて無限の権力を得て世界を支配する指環を造ることができるとされている。
ニーベンルング族のアルベリヒは、自分を嘲弄するラインの乙女三人への愛を捨てて黄金を奪う。
ローゲを通じてラインの乙女たちは指輪を取り戻してほしいと神々に要望する。
指輪を使ってニーベルング族の王となったアルベリヒの前にヴォータンが現れ、指輪を強奪した。
この時アルベリヒは、指環に死の呪いをかけたためヴォータンから指輪を奪った巨人たちは殺し合いを始め、ヴォータンは指輪に戦慄する。
グレイプニル、グレイプニール(Gleipnir)
北欧神話に登場する道具。名前は「貪り食うもの」を意味する。
神々がフェンリルを拘束するために用意した三つの拘束具のうちの一つ。
レージング、ドローミを千切られた神々がドワーフに要請して作らせた魔法の紐。
猫の足音、女の髭、岩の根、熊の腱、魚の息、鳥の唾液を材料に作られており、これらは、グレイプニルを作るのに使用されたため、この世に存在しなくなったといわれる。
テュールの片腕を犠牲に見事にフェンリルを拘束するも、ラグナロクではこの縛めは外れ、フェンリルは自由となる。
チクタクマン(Tick-Tock Man)
クトゥルフ神話に登場する邪神ニャルラトホテプの化身の一つ。
人工知能の化身であり、機械に宿る。またサイボーグなどに宿ったり、宿るための機械を霊感のある人間に作らせるなども行う。
関連項目
輪環王と契約した使用者の種族分類。
関連タグ
リンク
最終更新:2022年08月27日 13:11