テオス・クリロノミア
作品名:Fateシリーズ
用語分類:道具分類
別呼称:オリハルコン(仮称)、権能の極小集合体
詳細
来歴
- ギリシャ神性の真体に流れるナノマシン
- 地球上に存在しない元素組成金属でできている。
- 一万年前以上に作り出され、ギリシャ異聞帯では万能薬として日常的に使用されている。
- これ以上は発展しないものとしてヘファイストスによって「神の遺物」と名づけられた。
- 汎人類史の地球には元素で組成された金属ナノマシンでできている。
停滞したゆえ
私はそう名付けた
一万年経過しようとも
ナノマシンにかわる『次世代万能薬』は作成できず
それが神々の限界
神々の果てた地点
死に絶えたも同然の我らに
似合いの意味
能力強化
毒性なし、侵食機能なし。
修復に至る過程も、
あくまで能力向上。
際限のない消費や過剰代謝のような
暴走対策用に制限が掛かっている。
- 大西洋異聞帯では日常的に使用される
- 衣服などの原材料に盛り込めば魔獣に襲われても兵器な防具になる。
- 投与者が重傷を負えば冬眠状態にし、完治するまで回復に努めさせる。
温度調整も可能ですし、防刃加工もされているので、
魔獣に襲われても何とかなりますし。
本能の制御
- 人間や魔獣に使用することで本能を制御する
- 無差別に襲う魔獣に敵味方を覚えさせ、人間から恐怖を無くす。
能力付与
- 各々の権能に近い能力が付与できる
- ハデス、アポロン、ヘスティア、アレスのクリロノミアは消滅している。
そも、テオス・クリロノミアは神の鋼体を
構成・補助するための流体金属。
オリュンポス十二神は自身のテオス・クリロノミアを、
それぞれの用途に従って強化していったのです。
神性 |
対応する効果 |
ゼウス |
全能力強化、霊基汚染 |
ハデス |
擬似的な不死 |
アテナ |
スキルを付与、ゼウス・クリロノミアに対する優越 |
ポセイドン |
海渡り、海流操作 |
デメテル |
自己再生能力強化 |
ヘファイストス |
耐久力強化、金属成形、霊基凍結 |
魔力供給
体感した僕にはわかるけど、
ナノマシンは魔力を補給する役割も果たしている。
欠点
- ゼウス、アテナなどの大神に近いクリロノミアは人間の霊基では耐えられない
- 他のテオス・クリロノミアで強化しないと人間の霊基は崩壊する。
- 励起させなければ崩壊は起きない。
- 最適な性質に調整することで人間に勝利の権能を持たせられる。
アテナ・クリロノミアはたかだか人間の霊基が
耐えられるものではありません。
神霊に近い存在でなければ、
崩れ落ちるか破裂するか───
- クロノス=クラウン近くにないと劣化していく
- オリュンポス人は不老不死だったが、アトランティス人は寿命と老いがあった。
こちらのモノが原型にあたります。
おそらく、性能、精度も格段に上のはずよ。
神々の王である証、クロノス=クラウンの下では、
クリロノミアは決して劣化しない。
元ネタ
テオス(ギリシャ語:θεός,theos)
ギリシャ語で「神」という意味の語。
クリロノミア(κληρονομιά)
ギリシャ語で「遺産」という意味の語。
オリハルコン(古代ギリシャ:oreichalkon)、オリカルクム(古代ローマ:orichalcum)
古代のギリシャ・ローマの文献に登場する金属。
名前は本来だと複数形のオレイカルコス(oreikhalkos)だが、日本のゲームに輸出する際に単数形のオリハルコンとして紹介されたため、この名前が定着したとされている。
幻の金属とされ、同じく伝説の島アトランティスの至る所で採掘でき、その価値は黄金よりも高かったとされている。
一説によれば真鍮の別名とされ、また別の説ではアトランティスと同じく存在しない架空の金属ともいわれている。
文献に残っているオリハルコン製のものは「ヘラクレスの脛当て」「アプロディーテの耳飾り」「ポセイドン神殿の内部」「アトランティス島外郭の環状外壁」である。
上記のものから(外壁は異なるが)オリハルコンは硬度よりも美しさ・希少価値が重きに置かれていたとされている。
関連項目
関連タグ
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最終更新:2024年09月20日 23:45