存在についての詳細
形容
誰もそれを目にしない
その全身は異形に歪み果てた人形の如く、
その両碗は肘から歪む“多碗”の異形か。
誰もそれに気付かない。
その頭部は白き死を告げる髑髏の仮面か、
その頭部は嘆き続ける黒影統べる仮面か。
戦闘能力
- 30メートル以上のサイズ(巨大)
- 宿主を守護する
- 暗示迷彩による隠形
- 精神侵食
- 《絶え間なき怨嗟の声》
精神侵食
- 対象に感情を植え付ける
- 心ない機械であろうとも侵食し、生き物のように恐怖を与える。
――私の手足に過ぎない。
――私の機械に過ぎない。
――ならば、何故、こうも蠢き嘆くのだ。
――アンフェクシオン。侵食。
――その名の通りあれに侵されたか。
《絶え間なき怨嗟の声》
周囲の空間が軋んでいく。
周囲の時間が軋んでいく。
閉ざすのではない、破壊しているのだ。
- 咆哮すると時間・空間・物質・精神を破壊する
- 物理的な耐性と消滅攻撃への耐性を持つ《巨神》さえ砕く。
時間と空間が瞬時に引き裂かれていた。
精神と物質が同時に引き裂かれていた。
ああ、神なる巨大さえ砕いて。
蒼黒の破壊者が砕け散る。
使用者との関連性
シャルル・ヴィクトール・ルクレールの場合
- 宿主の「憤怒」を基礎として造成されている
- 使用者と精神的につながっており、使用者が見た「ヴァルーシア人の恐怖」を見た。
- 使用者は恐怖せずともアンフェクシオンが白き死の仮面をつけている。
我の感じた恐怖は機体を歪ませた。
我が身は恐怖を感じずとも、
我が心の顕現は容易く恐怖の果てを見た。
元ネタ
アンフェクシオン(infection)
フランス語で「感染」、「侵食」、「病毒」を意味する語
関連項目
関連タグ
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最終更新:2024年12月01日 20:06